消化器内科 gastroenterology
消化器疾患全般
消化器肝臓内科の豊富な経験を生かし、肝疾患(肝炎や脂肪肝など)、食道疾患(逆流性食道炎、食道がんなど)、胃疾患(胃潰瘍、慢性胃炎、ピロリ菌除菌など)、十二指胃潰瘍、大腸疾患(IBD・IBS大腸ポリープ)など専門的な治療をいたします。
過敏性腸症候群(IBS)
腹痛やおなかの張りなどの腹部症状と、下痢や便秘などの便通異常を慢性的にくり返す疾患のことです。
過敏性腸症候群の頻度は高く、30%の人が一生に一度は経験します。現代社会に急増している病気のひとつであり、いつ誰がかかっても決して不思議ではありません。
ひんぱんにお腹が痛くなり下痢をする「下痢型」と、便秘が何日も続いて、排便の前にお腹が苦しくなることが多い「便秘型」、その両方を交互に繰り返す「混合型」に分類されます。「混合型」は「交替型」と呼ばれることもあります。
大腸がんや潰瘍性大腸炎、クローン病とはまた別の状態です。
過敏性腸症候群の主な原因は、ストレスによる自律神経の乱れ(交感神経の緊張)です。
症状によりQOL(生活の質)が低下することも少なくなく、20~40歳代に多いため、学業や就業に支障をきたすことから近年重要視されています。
胃ろう(胃瘻)
口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすいなど経口摂取困難な方に、直接胃に水分や栄養を入れるために、内視鏡を使っておなかの外側から胃に達する孔を開けます。
これを、「おなかにある口」=「胃ろう(胃瘻)」言い、取り付けられた器具を、「胃ろうカテーテル」といいます。
所要時間は、多くの場合、1回に2〜4時間ほどで、1日に朝・昼・夜の3回行うのが一般的です。
栄養補給をしていないときは、カテーテルに接続しているチューブは外せるため、行動が大きく制限されることはなく、患者さんの苦痛や介護者の負担も少なくすみます。
胃ろうが必要なくなった際はカテーテルを外しますが、縫う必要はなく、半日〜1日で自然にふさがります。
在宅での安全な胃ろう交換
院長は、日本医科大学多摩永山病院や厚生荘病院等、5病院の関係者が加盟している「NPO法人多摩胃ろうネットワーク」の理事長を勤めています。
胃ろうの経験が豊富で、毎年1000例以上の胃ろう交換を行っている経験を生かし、在宅にて安全に胃ろう交換もいたします。
どうぞご相談くださいませ。